AI CLOUD CONTROL CENTER / RUNTIME PLANE
CP-01 — AI RUNTIME CONTROL
AIの実行経路を、
管制可能な状態へ。
生成AI、RAG、AIエージェント、ツールAPI、データ、ID、ネットワーク、コンテナを一つの実行経路として可視化。品質、権限、利用量、費用、停止条件、復旧点までを管制します。
MISSION CONTROL SURFACEONLINE
DESIGNENFORCERECOVERPROVE LATEST CONTROL INTELLIGENCE
期限情報を、
設計変更へ変換する。
PRIMARY SOURCES CHECKED2026.08.29 公式情報で確認できた事実と、当事務所が実務上確認する統制項目を分けて掲載しています。適用範囲は個別の構成、契約、利用地域、役割によって異なります。
AI-OBS-0819REVIEW
MICROSOFT FOUNDRY / AGENTS
AIエージェントの評価・トレース・監視を統合
- 確認済みの事実
- MicrosoftはFoundry Agent Serviceの観測性として、エンドツーエンドのトレース、メトリック、評価、Application Insights連携を案内しています。Foundryの観測性資料では、品質、安全性、RAG、ツール呼出し精度、タスク完了などの評価項目が示されています。
- 実務上の確認点
- モデル応答だけでなく、検索、ツール呼出し、承認、再試行、失敗を同一トレースへ接続します。評価セット、品質しきい値、サンプリング、機微情報の記録範囲、保持期間、アラート、停止条件を本番移行前に決めます。
公式情報:Microsoft Learn AIGL-1.2REVIEW
METI / AI GOVERNANCE
AI事業者ガイドライン第1.2版
- 確認済みの事実
- 経済産業省はAI事業者ガイドラインの最新版として第1.2版を公開しています。
- 実務上の確認点
- AI提供者・開発者・利用者の立場、対象業務、入力データ、出力確認、自動実行、委託、事故、例外をサービス単位で整理し、規程・契約・設定・教育記録を同じ統制台帳で管理します。
公式情報:経済産業省 JP-AI-PLAN2WATCH
CABINET OFFICE / AI POLICY
第Ⅱ期人工知能基本計画を閣議決定
- 確認済みの事実
- 内閣府は2026年7月14日、第Ⅱ期の人工知能基本計画が閣議決定されたと公表しています。
- 実務上の確認点
- 自社のAI利用目的、推進体制、リスク管理、データ、セキュリティ、人材、事故対応を経営課題として整理します。法令・ガイドライン・契約・社内規程のどれを根拠にするかを分け、確認日と判断者を記録します。
公式情報:内閣府 EU-AIA-0802WATCH
EU AI ACT
AI Actの適用・執行フェーズが進行
- 確認済みの事実
- 欧州委員会は、AI Actが一部例外を除き2026年8月2日に適用され、AI Officeと加盟国当局が執行を担うと説明しています。高リスクAIの一部規則は2027年12月2日または2028年8月2日へ移行期間が延長されています。
- 実務上の確認点
- EUとの接点、provider・deployer等の立場、用途分類、透明性義務、GPAI、域外適用の該当性を確認し、対象外と判断する場合も根拠と確認日を残します。
公式情報:European Commission FROM CONCEPT TO PRODUCTION
モデルだけでなく、
使い続けられる仕組みを。
回答品質だけでAIシステムの成否を判断せず、利用者、参照データ、実行権限、外部API、性能、費用、障害時対応までを一つのライフサイクルとして設計します。
構想と要件から、本番化、評価、運用改善まで。必要な領域を組み合わせ、着手範囲と完了条件を先に定義します。
AI構想・要件設計
対象業務、利用者、期待品質、応答時間、利用量、禁止事項、人による承認点を整理します。
- ユースケース・目的・KPI
- 利用者・利用場面・頻度
- 品質・性能・費用の条件
RAG・ナレッジ検索
社内文書や業務データを検索し、出典を伴う回答へつなげる仕組みを設計・構築します。
- データソースと権限
- 文書分割・メタデータ
- 更新・削除・再取込
AIエージェント
役割、ツール、API、実行権限、承認、停止条件、監査ログを業務単位で設計します。
- 役割・ゴール・制約
- ツール・API・資格情報
- 承認・停止・実行ログ
ID・データ保護
利用者とワークロードのIDを分離し、秘密情報、RBAC、ネットワーク境界を整えます。
- 認証・マネージドID
- 最小権限・RBAC
- 閉域化・秘密情報管理
クラウド実装基盤
IaaS、PaaS、コンテナ、API、ストレージ、データベースを運用可能な単位で構成します。
- IaaS・PaaS・AKS
- API・データ基盤
- 構築・移行・切戻し
本番化・評価・観測性
品質、安全性、検索、ツール実行、性能、費用を継続評価し、変更を安全に反映できる運用へ整えます。
- Groundedness・Relevance
- Tool Call Accuracy・Task Completion
- OpenTelemetryトレース・回帰評価
CONTROL MATRIX
設計、制御、観測、証跡の対応表
製品名の羅列ではなく、管制対象、適用する制御、異常を捉える信号、判断根拠として残す証跡を一行で接続します。
| PLANE | 管制対象 | 制御 | 観測信号 | 証跡 |
|---|
| MODEL | モデル・システムプロンプト | 利用モデル、パラメーター、禁止事項、変更承認 | 品質、遅延、拒否率、エラー率 | 構成版、評価結果、変更記録 |
|---|
| KNOWLEDGE | RAG・検索インデックス | データソース、権限継承、分割、更新・削除 | 検索ヒット、引用、鮮度、取込失敗 | 取込ログ、索引版、権限試験 |
|---|
| AGENT | ツール・API・自動実行 | 許可リスト、ワークロードID、承認点、停止条件 | ツール呼出し精度、完了率、拒否、再試行、実行時間 | 分散トレース、評価結果、承認履歴、停止記録 |
|---|
| PLATFORM | コンテナ・PaaS・ネットワーク | 閉域、RBAC、秘密情報、構成コード、リリース | 構成変更、可用性、性能、依存先障害 | 構成差分、試験結果、リリース記録 |
|---|
| ECONOMY | 利用量・費用・容量 | クォータ、予算、レート制限、容量計画 | トークン、要求数、単価、予算逸脱 | 利用量報告、費用配賦、改善履歴 |
|---|
FAILURE CONTROL
異常時に、何を見てどう戻すか。
異常の検知だけで終わらせず、封じ込め、復旧、再発防止の起点までを平時に定義します。
01回答品質の急落
- DETECT
- 固定評価セット、引用率、拒否率、変更前後差分
- CONTAIN
- モデル・プロンプト・検索版を固定し、影響範囲を限定
- RECOVER
- 直前版へ戻し、原因別に再評価して段階反映
02RAGの鮮度・権限不整合
- DETECT
- 取込失敗、削除遅延、権限テスト、出典不一致
- CONTAIN
- 対象データソースとインデックスを停止・隔離
- RECOVER
- 権限と削除を再同期し、索引再構築後に再試験
03エージェントの想定外実行
- DETECT
- 未許可ツール、連続再試行、異常な実行時間・件数
- CONTAIN
- 実行資格情報とツール経路を無効化し、キューを停止
- RECOVER
- 実行履歴を照合し、承認点と上限を修正して限定再開
04基盤・依存サービス停止
- DETECT
- 可用性、依存先エラー、キュー滞留、ヘルス信号
- CONTAIN
- 縮退モードまたは代替経路へ切替
- RECOVER
- 優先業務から復旧し、整合性確認後に通常運転へ戻す
設計、担当、確認結果を、運用・監査・経営説明へ再利用できる形で残します。
01ターゲットアーキテクチャ図02AI・データフロー設計03ID・権限マトリクス04ネットワーク・通信一覧05構築・移行・切戻し計画06評価・監視設計書07BCP・DR整理表08本番移行・試験結果報告 WORKFLOW
相談から実行までの支援工程
構成図や要件書が未完成でも、目的、期限、現在ある資料から確認を始めます。
01目的と現在地を確認
対象業務、期限、関係者、既存構成、利用可能な資料を確認します。
02要件と境界を設計
AI、データ、ID、ネットワーク、運用、承認の条件を構造化します。
03構築・接続・試験
定義した範囲で実装し、機能、性能、権限、障害、復旧を確認します。
04本番運用へ定着
監視、評価、変更、証跡、改善の手順と担当を成果物に残します。
RESPONSIBILITYBOUNDARY
ROLE & BOUNDARY
AIの提案、システムの実行、人の承認を分けます。
AIが生成・提案する範囲、システムが自動実行する範囲、利用者が確認する範囲、業務責任者が承認する範囲を明示します。技術作業、お客様側の判断、外部事業者の作業を分け、責任分界を確認してから進めます。